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歩き方がいつもと違って気になります

弊社、『ペット相談ヘルプデスク』に実際ご相談いただいたお話を元に
みなさんの身近な悩みや質問にお答えする「ペット相談実例」

ご自宅のペットの歩き方、最近変わった様子はありませんか?
歩き方の変化は直接的な怪我以外にも、
思わぬ病気や別の原因が隠れている場合があります。
今回のご相談は15歳のトイプードルの飼い主様から、
「歩き方がいつもと違って気になります。どうしたらよいでしょうか?」
とのご相談です。考えられる原因や対策をご紹介します。


●歩き方がいつもと違います。どうしたらいい?

怪我以外にも全く別の病気やアレルギー反応、
老化現象の可能性も考えられます。
早めの処置が望ましいのでかかりつけの動物病院へ。

まずどのような歩き方をしているかがポイントです。
直接的な怪我の痛みのほか、病気の影響やアレルギー反応
など別の可能性がないか確認してもらうことが大切です。

老化により目が見えにくくなってしまったり、
足腰の筋肉が弱ることで歩き方が変わることもあります。
歩き方によって原因はさまざまですので気づいたときに 

・どのような歩き方をしていたか、いつもなのか時折なのか

・よだれ、嘔吐などそのほかに症状はなかったか

・元気や食欲はあるか

をよく観察しましょう。
外からだけでは見えない要因もあり、そのままにしておくと
症状が進行してしまうこともありますので注意しましょう。
歩き方別に考えられる要因と対処方法もご紹介します。

 

・足をつきたくない様子

怪我をしている可能性が高いと思われます。
軽いねんざのような炎症のほか、
関節疾患・脱臼・骨折など思った以上に重症の可能性もあります。
そのままにしていると悪化してしまうこともあるので、
早めに診察を受けることをお勧めします。 

・階段を嫌がって避ける、今まで登れた場所に登れない

どこかに怪我や炎症がある、老化による衰え、体重の増えすぎによる運動機能
の低下など様々な可能性が考えられます。また以前に落ちてしまったり、怖い
思いをしたかもしれません。無理をさせず、様子をみてあげましょう。通常の
歩行にも影響が出る場合はかかりつけの先生にみてもらいましょう。 

・歩いていてよろける、ふらつく、まっすぐに歩けない

平衡感覚にかかわる病気や、脳や神経の異常が考えられます。毒素の強いもの
を食べてしまったことによるアレルギー、貧血や尿毒症の可能性もあります。
暑い時期であれば熱中症の心配もあります。どの原因もすぐに動物病院での
処置が必要です。

また病気ではなく、老化により目が見えにくくなってしまったり、筋力が衰え
ている可能性もあります。動物病院で検査をして原因をさぐりましょう。
その後、家では滑らないようカーペットをしいたり、ぶつかるものをなくし
歩きやすい工夫をしてあげるとよいでしょう。歩かないようにしてしまうと、
さらに筋力が衰え症状が進行しやすくなります。
無理のない範囲で歩くことができるよう安全対策をしてあげてください。

いかがでしたでしょうか?思い当たることはありませんか?
普段と歩き方が違うな、と感じたときは、よく様子を見て早めにかかりつけの
動物病院へ相談してあげてください。

その他、ペットの健康やしつけでお困りの事がございましたら、
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