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<秋冬こそ注意!>ペットの鳴き声に関する苦情

気温がグッと下がり、アウトドアが楽しめるこの頃ですが。

ペットの鳴き声

に関する苦情・トラブルが多い時期なんです(;_:)

ライフアシストクラブにも9~111月の間で複数寄せられているので
特に犬を飼育されている飼い主様にはぜひ気を付けていただきたいので、今回は鳴き声の伝わる特徴について発信します。

なぜこの季節に多いの?


①窓の開放


暑い夏が去って、私たちにもペットにもとても快適なこの季節
エアコンを切って窓を開けて過ごしす方が多くなります。風が
入ってくるとても気持ちよく、ペットも気持ちよさそうですよね。

音は空気中を波のように伝わっていき、
距離や障害物によって減衰していきます。

そのため、窓を開けていると

窓を閉めている時よりも大きな音で届きます。

窓をしっかり閉めていれば、ペットの鳴き声が漏れにくく
外からの音もある程度遮断されるのです。

網戸で過ごしている飼い主さんは注意してくださいね。
また、意外と小窓を開けていることを忘れがちです!
特にお留守番の際はすべての窓を閉めて出かけましょう。



②音の伝わり方は温度や湿度の影響を受ける

<温度>

夜のほうが音が響きやすいのは皆さんご存知だと思いますが、
それは単に周りが静かになったからだけではありません。

音というのは、周りにある空気を振動させて放射線状に
伝わってきますが、空気中の温度差によって音は屈折していきます。

昼間は太陽光によって地表が暖められ、上空に行くほど温度が低くなります。この場合、音の屈折が急になるので、上空へ進んでいきます。



反対に、夜は地表が冷やされ、上空のほうが温度が高くなります。この場合、音は緩やかな屈折になるため、遠くまで音が響いていくのです。



<湿度>

湿度は音の伝わり方にも影響を及ぼします。

湿度が高くなり、空気中の水分量が多くなると、
振動する物質が多くなるため、理論上は音が伝わりやすくなります。

しかしながら、高音は空理中の水分に吸収されるため伝わりにくい・
低音は空理中の水分に影響されにくいという特性があるため
湿度が高いとあまりはっきりしない聞こえ方になってしまうのです。

よって、小型犬の高い鳴き声は秋~冬(特に夜間)が
より響きやすくなると考えられますね。



ペットを飼育しているお部屋は、夏は冷房、冬は暖房が必須ですから
窓を開けるのは換気のときくらいでしょう。

そのため、窓を開けて過ごす時期であり、
温度・湿度が下がる秋が最も騒音のトラブルが多くなるのです。

いかがでしたでしょうか?なぜか最近、近隣の騒音に気になる。
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、時々吠えてしまうけど、近所の人から気にならないと言われたため安心している飼い主さんもいると思いますが、この季節は今一度注意してみてください。