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狂犬病予防注射接種




ご存じですか?
犬の登録と狂犬病予防注射は飼い主の義務!

犬と暮らす事を決め、お迎えするということは、
飼い主としての様々な義務や責任が生じます。
以下のルールは法律により義務付けられているものですが、
皆様ご存じでしょうか。

手続きはしているけど、詳しい内容はよくわからないといった
飼い主さんも多いのではないでしょうか。

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(1) 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること

市区町村に飼い犬の登録をすることを「畜犬登録」といいます。そして「畜犬登録」を行うと、犬への装着が義務図けられている「鑑札」が発行されます。「畜犬登録」は犬お迎えしたその日から30日以内に手続きをしなければなりません。ただし、生後90日以内の仔犬をお迎えした場合は、生後120日以内と定められています。


(2) 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること

狂犬病予防接種し、市区町村へ接種完了の手続きを行うと「注射済票」が発行されます。動物病院で発行される「接種証明書」と「注射済票」は異なるものです!

狂犬病予防注射は市区町村が行う集合注射、または動物病院で接種することができます。

接種完了の手続きについては動物病院で代行している場合があります。忙しくて区役所等に行けない方は、代行をしている動物病院で接種することをお勧めします。病院によって代行している期間が異なるので、行く前に確認しましょう。

※狂犬病予防注射と混合ワクチンは別物です。それぞれの接種時期を把握しておきましょう!また、混合ワクチンと狂犬病予防注射接種を同日に行うことはできませんので、予定を立てる際は注意してくださいね。


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●狂犬病接種率

令和5年度の犬の飼育件数のトップ3の狂犬病の接種率はこちら

① 東京都  (68.8%)
② 神奈川県 (75.9%)
③ 愛知県  (74.5%)

感染動物に噛まれ、ウイルスが体内に入ると、神経細胞から中枢神経(脳)に運ばれます。この中枢神経までの移動期間が潜伏期間となり、数年発症しないことも。。。。

初期症状はインフルエンザのような症状がでて、次第には狂騒や麻痺と言った神経症状を起こし、最終的には昏睡状態となり死に至る病です。

感染し発症してしまうと治療することができません。
予防注射することで感染は防げなくても発症を予防することができるため、日本では1950年に狂犬病予防法が制定され、清浄国となりました。

近年では予防接種を打たなくてもいいじゃないかという意見もございますが、世界に約200ある国と地域で清浄国はごくわずかで、海外から持ち込まれてもおかしくない状況です。近隣諸国では日常にある病気だということを忘れないようにしましょう!

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